青森修行日記、今回はわたくし ゆき がお送りします!
前回はねぶた祭りのお話しで、なんだか楽しい感じでしたが...
楽しい事ばかりではなかった!!
修行というのはつらく苦しいものでもあります。。。
私たちが学んできたもの、
お茶、着付け、語学、手踊り。
そしてなんといっても 機織り です。
日本人でありながら、
日本に昔から伝わる伝統的なものを
何も身に付けてこなかったこの四半世紀。
その中でも全く触れた事のなかった
"機織り"という文化は、
私たちの中で本当に毎日
失敗の連続!
特にお裁縫がちょー苦手者にとっては苦痛でした。
それはわたしですが...
忠三郎先生のお家、本がひしめく書斎に機織り機を隙間なく設置して、
10時から18時まで、ほとんどぶっ通しで基礎から学ぶわけです。
糸の巻き方
計り方
織り機へのあげ方など、
チャンと織れる様になるまでに
なんと9つもの行程があります。。。

わたしは毎日行く度に
帰る頃には頭がガンガン痛くなっていました...笑
その中で唯一楽しみだったのは
お昼ごはん!!
前の日の夜にみんなで当番を決めて
人数分のおにぎりを握るのです。
それをお昼になるとみんなで広げて食べる。

どれが大きいとか小さいとか、
それを誰が食べたとか...
このふりかけはおいしいとかおいしくないとか。
そういうたわいのない事で
騒いだりわーわー言っていつも騒いでいました。
織り姫の食いしんぼうが今に始まったことではないのが
ここでお分かり頂けると思います...
機を織れる様になったら???
体は動いているけど頭はフリーな訳です。
そこで女が集ってはじまることといえば"おしゃべり"!!
機織りの太田先生(もちろん女性!)まで交えて
恋愛の事、小さい頃のこと、結婚の夢。
沢山沢山話しました。

織り姫が喧嘩もなく今まで過ごせているのは、
この"機織りおしゃべり"があったからなのかも知れません。
今まで話したこともなかった6人が、
ある日突然共同生活するわけですから、
トラブルも勿論あるはずです。
大きな波も立たず、今日まで迎えられているのは、
この機織りがあったからだと
わたしはつくづく思うのです。
そして苦手だったはずのお裁縫も、
わたしはいつしか好きになっていきました。
"コミュニケーションは努力"と
日々思っていますが、
青森という場所と、機織りが
自然に私たちをどんどん近づけていってくれたようです。
実はここ、忠三郎先生が奥様に隠れて
こっそりタバコを吸う場所にもなっており、
私たちの井戸端会議を聞きながらタバコをふかす、
忠三郎先生のこの後ろ姿も
立派な想い出です!
でも、とっくに奥様にはバレています...笑
☆ゆきさん今日の一句
井戸端で
本音がぽろり
忠プカリ
我ながら、力作!!!