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津軽三味線マニアックレコード、その1


皆様あけましておめでとうございます!本年も宜しくお願い致します。
皆様にとって素晴らしい1年になりますよう、御多幸を心よりお祈り致します。

もうすでにお正月ムードも静まりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今年初のブログ更新は津軽三味線マニアックレコードのご紹介です!

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このLPレコードは、石川晶とカウント・バッファローズと木田林松栄の
『津軽じょんがら節 ドラム&津軽三味線』です。

吹き込み日時、1973年(昭和48年)11月9日及び20日。

ジャケットを見て即買いでした!なんて素晴らしくカルトなジャケットでしょうか。
アフロヘアーに立ち向かう三味線弾きと言ったところでしょう。

この三味線のお爺さんは津軽三味線の大変に高名な名人で、初代・木田林松栄です。
私が尊敬して止まない1人です。

高橋竹山とは双璧の仲と云われ、弾きの竹山、叩きの林松栄とまで云われていた方です。
ちなみに木田(きだ)までが名字で林松栄(りんしょうえい)が名前。
今年で生誕100周年で、青森の津軽三味線会館では師のイベントが催されます。

アルバムの内容は叩き三味線とドラムの一騎討ちです!
ホーンセクションがバリバリに炸裂した強力なファンキーな曲に、力強い叩きの津軽三味線が弾きまくります!これはもうロックです。
もしくは、アクション映画かバイオレンス映画のサントラと云ったとこでしょう。

ここで聴かれるサウンドは、古き伝統を守るものでは無くて破壊です!
津軽三味線はバンドへは一歩も譲りません、西洋音楽に媚びて合わすことなんかありませんので三味線は素のままです。曲によっては小節数なんてお構い無しに暴れます、大暴走です。
暴れ過ぎてリズムが裏返って走ってズレてしまいますが(笑)そこはバンドが合わすところが神業です!このサウンドは津軽のじょっぱり精神(意地っ張り)の成せる業なのでしょうか。

40年近くも前にこんなにもロックでファンキーな津軽三味線とバンドのアルバムがあったとは本当に奇跡です!

ジャズドラマーの石川晶さんは生涯アフリカを愛してリズムを追求しました。木田林松栄とのコラボレーションのセンスはピカイチ!このユニットは、あるテレビ番組でも演奏し、放送されて映像まであるのです。ビッグバンドを後ろに従え、木田林松栄と石川晶が掛け合いをしています!

手に汗握るこのアルバム聴いてみたい方、今年は皆様のアンコールにお応えして、
山本大の津軽三味線マニアックナイトをアミューズミュージアムで再演したいと思います。
その際にはこの音源をかけたいと思いますのでご期待ください!!

LPレコード『津軽じょんがら節 ドラム&津軽三味線』
初代・木田林松栄/石川晶とカウント・バッファローズ 編曲 池多孝春
テイチクレコード SL-111

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