ヴァーチャル三味線教室4 三味線の部位の名称を知ろう!・その1
今回は三味線の部位の名称をご紹介します。素敵な名前が付けられています!
三味線の構造は、ネックになる棹(さお)と、ボディの胴(どう)で出来てます。
胴には裏表に皮を張り(貼り)、皮と糸(弦)の間には駒が置いてあり、駒が糸の振動を皮に伝えて皮が鳴り、胴で箱鳴りをして音が出ます。
ギターのヘッドにあたる頭部分の全体を天神(てんじん)と云います。
弦が巻かれているものは糸巻き(いとまき)又は音締め(ねじめ)と云います。
締め上げたり緩めたりしてチューニングします。
糸巻きが貫通している部分は糸蔵(いとくら)。糸蔵の下の膨らんでるところは乳袋(ちぶくろ)。
のけ反り部分は海老尾(えびお)と云います。字の通り海老の尾っぽのようです。
天神の先は薄くなっていて共鳴しますので、壊さないようにカバーを付けたりします。
棹の付け根は猿尾(さるお)。棹の先は胴の中を貫通してます。
胴を貫通した棹の先には、天神と反対側に弦を結ぶ為の音緒(ねお)があります。
一本の組紐を結んで作られています!
全ての部位は音色や共鳴に関係してます。ですので、どこか壊したりしてしまうと響きが悪くなってしまいます。
これら名称のルーツは色々な説がありますが、中国〜琉球から名称が転じたと考えられます。
例えば、中国では(三弦・サンシェン)〜琉球では(三線・さんしん)〜大和では(三弦・さんげん)。
他にもまだ名称がありますので次回にも是非ご紹介させていただきます!