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情感を増す演奏リポートを


去る6月26日、アミューズミュージアム6F織り姫の間に於いて、朗読と津軽三味線のコラボレーションライヴ『東日本大震災チャリティー朗読 山野眞知子 出逢いはことば』に出演をさせていただきました。

当日は満員御礼の大盛況でした!

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一部 悪女の手記 石川達三 作

【休憩 十五分】

三味線生演奏 山本 大

二部 髪かざり 山本周五郎 作 


三味線の生演奏のコーナーは、『髪かざり』と題して、即興のインプロヴィゼイセョンを演奏。
1曲を組曲のように展開させました。

演奏内容は、二部の作品の冒頭に繋がるようなイメージで演奏をさせていただきました。 

山野さんの朗読には、私も胸が熱くなるものがありました。
お客様の中には涙を浮かべる方までもいらっしゃり、感激です。

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お越しくださいました皆様、山野さん、ありがとうございました!


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8月23日、杉並区にある妙法寺の寄席、『第149回堀之内寄席』に出演させていただきました。

落語と津軽三味線をお寺で怪談!!
きっと怖くて、寒い思いをするのかと思いきや、笑いっぱなしでした。場内は爆笑の渦!!
今回の皿屋敷は、落語仕立ての内容になってったんですね。

大変勉強させていただきました。

お越しくださいました皆様、ありがとうございました。


落語家の昔昔亭健太郎さんは、高座で逆さまにまでなる大熱演!
荒川静香選手並みのイナバゥアー状態のエビ反りを披露!
そんな落語家の方は初めて見ました。


そんな健太郎さん、本番の前日には台東区にある、お菊さんのお墓参りに私に黙って1人こっそりと行ったそうです。
夕刻、すでに霊園は閉園しており、外から手を合わせて帰って来たそうです。
四ッ谷怪談然り、お墓参りのその心は大切なことであります。

公演は終始和やかに無事に終えることができましたが、初めてのリハーサルのエピソードです。
いつものようにケースより三味線を取りだしたら何と珍しいことが、ザックリと表皮が破けていたのです...皿屋敷公演前に大変にショック。
夏場の湿気と寒暖の差で、管理をしていても破けることはありますので無理もありません。
すぐに他の三味線を替わりに使いましたが、怪談を初めて合わせる時のことだったので、我々2人は何か不気味な思いをしたのです。

早速私もお参りをしたい次第でありますが、お菊さんの言い伝えは全国の各所にあり、お墓もいくつかあるらしいので、どこへお参りするかを迷います。
普段は全くと言っていいほど信心深く無い私ですが、今回は少ーし気になって、公演の翌日ミュージアム前の二天門をくぐって浅草寺に手を合わせに行きました...。あらためてお墓参りですね。


津軽三味線落語皿屋敷

第149回堀之内寄席 

出演者 

落語 春風亭昇吉

落語 柳家小蝠

津軽三味線 山本 大 ソロ
〜お仲入り〜 

津軽三味線&落語 「皿屋敷」昔昔亭健太郎 山本大


お仲入り前に三味線のソロを2曲演奏させていただきました。時間は約10分ほど。
じょんがら節の即興演奏から様々に曲調を展開させてみました。

皿屋敷本編では、効果音の為の擬音や、江戸の雰囲気を出すような曲調、じょんがら節や、よされ節のフレーズを随所に弾きました。

9月11日に調布の深大寺にて、津軽三味線&落語「皿屋敷を再演の予定です

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今回は朗読と落語とのコラボレーションのレポートでした。
ことばと、噺しと、津軽三味線。
音曲とのコラボレーションとは一味違った魅力があります。

人の声と三味線は相性がとても良いのかもしれませんね。
言葉の持つ味わいや、感情表現と、三味線はとてもマッチして、内容は更に情感を増します。
かつては、語りとともに発展した歴史の三味線。
今後とも益々人の声とのコラボに挑戦して行きたいと思います。

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