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演奏リポート 何かが、おきた?


2011年11月19日、当アミューズミュージアム5Fイベントスペースと、6F織り姫の間にて、浅草初、大人の縁日『おきた FIGHT ON JAPAN!2』が行われ、出演させていただきました。日本文化とアフリカンビートとブラジリアンダンス!DJとDANCEのセッションと云ったイベントです。

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このイベントは本年5月28日にもアミューズミュージアムにて行われ出演をさせていただき、さらに6月には浅草のROXコートで行われた震災チャリティーイベントでもご一緒させていただいたので、今回で出演は3回目。 

震災で中止になった浅草の三社祭。浅草でチャリティイベントを企画。
主催者やスタッフ、出演者の多くは浅草の地元の若い方々。
呑む、食べる、観る、聴く、踊る!五感で楽しめるイベントで、さらに募金もする。
おきたナイト、浅草おきた、などとも呼ばれています。

このイベント名の『おきた』とは、ご存知!浮世絵でもお馴染みの、寛政三大美人の1人である難波屋の看板娘『おきた』のこと。難波屋は、江戸時代に浅草寺の二天門前、現在のアミューズミュージアムの辺りにあった水茶屋。
主催者の山口さんは難波屋のおきたの衣装に扮して司会を進行し、会場を盛り上げて行きます。

かつてあった難波屋の跡地に立つアミューズミュージアムで行う『おきたナイト』とは、なかなか考えたものです。とにかく内容と出演者が凄い!DJ、ヒップホップダンサー、華道、和太鼓グループ、アフリカから来日したミュージシャン、浅草のサンバのダンサーの姉さん、浄土宗のお坊様(木魚パーカッション)、浅草の若手演歌歌手、花やしき子供姉妹歌手、ふんどしダンサー、などなど。そして私の津軽三味線も出演に加わり、様々にコラボレーションをして行きます。

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お客さんはステージを観て楽しみ、DJの音楽で踊り、屋台や縁日風の出店でお酒と食事などを楽しみ、さらには震災チャリティーブースで募金をする...。
文面だけではイメージや空気をお伝えしずらいイベントです。

このイベントの魅力は、うまくは説明できませんがゴチャゴチャに混ざり合わさったカオスなところが魅力なのです。ちゃんこ鍋、チャンポン、チャンプルーの美味しさとでも云いましょうか、ある意味とっても浅草らしいのかもしれません。

例えば、浅草寺の境内には浅草神社。かつての浅草の舞台芸能や音楽は、とっても和洋折衷でした。新しさと古さ、上品さと下品さ、対極なものが混じりあって生み出される浅草独特の空気と似ています。
異なるもの同士がぶつかり合った時に生まれて来る何かがあります。
ただアートを気取ったようなものでは無く、俗っぽい生々しさがあります。
そして出演者は皆々とにかく熱いのです!

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私は即興で独奏をしばらく演奏。その後にDJの音源に合わせて演奏しました。
DJはタクローさん。ワールドミュージックなどのソースで個性的な音をミックスさせてビートをはじき出す不思議サウンドです!そこにダンサーが登場して踊り出します。

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1回目の5月の出演のことですが、DJの音に合わせて三味線を演奏しだしたところ、歓声が上がり出し、観ていたお客さん、子供から大人までが次々と舞台に勝手に乱入して、演奏している私の後ろで大勢が踊り出したのです。普段の演奏は音楽鑑賞的なステージが多いので、一瞬何事が起きたのか!と驚きましたが、音に反応して踊り出してくれるなんて私は非常に感激しました。民謡や盆踊りでは無い三味線の演奏で踊ってもらえるとは、ある意味新しいことです。どんどん踊っていただきたい!このようにお客さんも身構えることも無く、積極的楽しもうとする雰囲気がイベントにはあるのでした。

今回のステージでは最初から舞台にプロダンサーが登場したので、客席は又々盛り上がりました!ステージには生けたてたばかりの生け花、三味線の演奏とDJサウンド、さらにダンスとのコラボです。

他には無い、浅草らしいミクスチャーなイベント。この度も参加させていただきありがとうございました!

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