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演奏リポート 『橋の下世界音楽祭 SOUL BEAT ASIA』


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2012年9月8日〜9日、愛知県は豊田市に於いてひらかれたイベント『橋の下世界音楽祭 SOUL BEAT ASIA』にお呼びいただき出演させていただきました!!

会場は豊田スタジアムの横、真夏の橋の下の河原の特設ステージです。

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日本人を中心としたアジア音楽などの様々なアーティストが出演してパフォーマンスが繰り広げられた二日間。ステージは2つ有り、ペインティグアートや、出店も沢山で素晴らしいイベントでした!

和太鼓に横笛がメンバーにいる豊田のパンクバンドのTURTLE ISLANDの企画です。
出演面々が素晴らしく、アイヌ民族のOKI DUB AINU BAND、モンゴルからHANGGAI、沖縄からは民謡重鎮の大城美佐子、浅草からは浅草ジンタ、阿波踊りの太閤連...などなどです。
西洋文化では無い、アジア、東洋、日本の祭りや芸能などをアーティストたちが独自にアレンジしたフェスです。心が燃えます!

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今回の私の津軽三味線ソロの構想は、曲間は無し、MC無し、聴いていただければ説明は不要!の、ひたすらブッ通しに弾き続ける内容。

出番は二日目のトップバッターで、真夏日の野外の午後一!紋付き袴姿はかなり暑く、演奏前から汗だくだくでしたが、そこはあえて正装で挑むのです。

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ほぼ全編ノンストップで曲間を繋げての演奏。
ギターのピックを使い、津軽三味線に無いリズムやスケールをどんどん奏でます。
曲中にカッティング奏法を導入し、リズムを刻みながら音を途切ったり、撥ではできないようなニュアンスを演奏し、新たな展開です。

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私の出番あとには、アミューズミュージアムでも御出演いただいてます、浪曲とホーメイをミクスチャーする岡山守治さんも出演!

皆々個性的な出演者の中、モンゴルからやって来たロックバンドのHANGGAIが印象深く、モンゴルの伝統の歌のホーミーにメロディーをつけて馬頭琴を奏でながら歌っており、しびれました。

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TURTLE ISLANDは和太鼓などのリズム隊にヘビーなギターサウンドに祭り囃子を思わせる横笛入りで、ボーカルが叫びます!和物鳴り物入りハードコア!他に聴いたことの無いサウンドで素敵でした。

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私の演奏あとにモンゴルのHANGGAIのメンバーやスタッフの方たちが、三味線に興味があるらしく、楽屋で私の許可無くメンバー全員が私の三味線を代わる代わる弾き出したのでびっくり。そして三味線が分解したりできるのを興味深く見ていただいたり、セッションもしました。

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(横にいる方はカナダの方)

かわりに馬頭琴を見せてくれ!とお願いしたら、湿気に弱気んだと厳しく断られてしまいました。三味線も湿気に弱いのにって思いましたが...まあ、それはそれとして日本の三味線を知ってもらい満足です。モンゴルは日本より乾燥していて、きっと三味線より馬頭琴は特に湿気に弱いのかもしれません。

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コンサートも終り、打ち上げにて彼らから再び津軽三味線のあれこれを質問をしていただき、歴史の成り立ちや名人の話しなどをしました。

しかし、彼らは出番前からビールをずっと飲み続け、打ち上げでは日本酒をガバガバと呑んでました(笑)どんな肝臓をしているんだか、とてもじゃないが敵いませんね。
お酒では無くて、いつか演奏で共演していただきたいところです。

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別ステージにて、在日の方々のグループ『ノリパン』がサムルノリを見事に踊りながら演奏し、会場を沸かしていました。

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会場内では大盛況で、昨今の領土問題などのこの御時世に、他国の文化芸能に触れ合い楽しむ人びとに誠に嬉しくなりました。

音楽や芸術や文化が国境を越え、人と人との心からの交流に繋がることを願ってやみません。

ただの伝統では無い日本やアジアの芸能が大爆発した2日間のフェス。
ルーツに根差した個性ある面々が他には無いイベントを展開しました!

この度は関係者皆様方、ありがとうございました。 

会場にてお聴きいただきました御客様皆様、誠にありがとうございました!

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