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戦争と琵琶 Vol.4


※このイベントは終了しました。

戦争と琵琶 Vol.4
日清・日露戦争期の琵琶界状況と琵琶歌
〜政治と芸能の関係性〜

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※画像はクリックで大きく表示されます。

琵琶デュオのライヴの中でも特にコアな企画『戦争と琵琶』も今回で4回目となります。

前回は明治維新後の薩摩琵琶の、戦争を題材にした作品の特色を駆け足で振り返り、その究極とも思われる作品「特別攻撃隊〜九軍神〜」で締めくくりました。

今回は時代を絞り込み、日清・日露戦争時、薩摩琵琶が戦争とどう向き合い、どういう題材を新しく作り出したかにスポットを当てます。

薩摩藩の一芸能であった薩摩琵琶は、東京に進出後、明治天皇がお気に召して実際に習ったことや、さらに御前演奏の機会を多く設けたこともあり、この日清・日露戦争を歌うことで世の中に徐々に広まり、流行しました。

同時代と向き合うことで歌の文言、構成など演奏の様々な側面を含め、薩摩藩時代とは違った、明治期の薩摩琵琶が確立されて行ったとも言えるでしょう。

明治天皇御製で軍歌としても歌われた「黄海の大捷 (たいしょう)」、国内の西南戦争他、日清・日露戦争と参加、まさに明治時代を体現する乃木希典へのオマージュ「乃木大将」(飯田胡春作)、奉天の野戦病院の手術台の上で、いち兵士が息絶える様子をリアルに綴った「別れの国歌」 (吉水経和作)、日本海海戦の様子を"崩れ"と呼ばれる薩摩琵琶の激しい表現を中心に構成した「日本海海戦」(吉水経和作)の演目で日清・日露戦争期の薩摩琵琶のあり様を演奏、解説で明らかにしたいと思っております。

今回も辻田真佐憲氏にコメンテイターをお願いしました。

戦争と音楽に関して、現代の視点も交えて的確に分析出来る研究者は氏をおいて他におりません。

今年話題になった"政治と音楽"の関連についてもコメントを頂きたいと思っております。

各演目、琵琶デュオの普段のライヴ、演奏会ではほぼ演奏しないものばかり。
こうしてまとめて日清・日露戦争期の薩摩琵琶の雰囲気を、解説付きで体験できる機会はほぼ無いと思われます。

宜しくお願い申し上げます!

琵琶デュオ

ゲスト:辻田真佐憲(文筆家、近現代史研究者)
1984年大阪府生まれ。文筆家、近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業。同大学大学院文学研究科中退。
2011年より執筆活動を開始し、現在、政治・戦争と文化芸術の関わりを研究テーマとしている。
著書に『日本の軍歌』『ふしぎな君が代』『大本営発表』(以上、幻冬舎新書)、
『愛国とレコード』(えにし書房)、『たのしいプロパガンダ』(イースト新書Q)などがある。

日時:2016年11月5日(土)開場:14時半 開演15時予定(演奏時間1時間半程度)

演目:「黄海の大捷 (たいしょう)」「乃木大将」「別れの国歌」「日本海海戦」

全席自由

料金:前売り一般3000円 /大学生まで2000円(当日はそれぞれ+500円)

場所:アミューズミュージアム6Fイベントホール

ご予約、お問合せ:
問合せ先:びわホーシ 070-6577-1818 メール
問合せ先:アミューズミュージアム TEL:03-5806-1181(代表)<10:00〜18:00>
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