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BOROと端切れ


皆様、東北地方の冬を体験したことはありますか。
地元の気候は東京とあまり変わりませんが、
大学は中国の東北地方の長春で、常に-25度くらいの冬と戦っていました。
当時、お洒落より寒さを耐えるには精一杯でした。
そのため、最初にBOROを見たとき、驚きました。

当館の常設展で展示しているBOROは、田中忠三郎先生が極寒の青森で集めてきたもので、

それは、人々が生きていくために、少しでも着物を厚く丈夫にしようとして、
一枚一枚の端切れで継ぎ接ぎしたモノです。

ところで、アミューズミュージアムでは展示だけではなく、販売できるBOROも用意しております。

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35x100cm 10,000円 税込

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32x125cm 4,000円/5,000円 税込

それほど古くないとはいえ、80年ほど前の青森のBORO布です。

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32x125cm 5,000円 税込

今の使い捨て生活と違って、まだまだ布を大事にする時代でした。
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1,500円~ 税込
昔、棉が育てられなかった日本の東北地方では、木綿布が普及したのが、明治24年東北本線開通した後でした。
普及と言っても、農山村では木綿は貴重品でした。

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600円~ 税込
当時の女性に、端切れを持っているかどうかはステータスが変わります。
端切れが持っていないと、家族に何も作ってあげられません。
だから、たとえ既製品の服や洋服が普及した時代になったとしても、命より大事にしてきた布は捨てられません。

最後に、使い捨てなかった布で継ぎ接ぎしたものをお見せします!

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後 

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ボロズポン 59,400円 税込
いかがですか。
古布に与えられた迫力を感じられますか。

BOROは単純に寒さを凌ぐためだけではありませんでした。
既に着物を少しでも厚くしようとすることに膨大な手間をかけた上、
更に工夫をして、自分をより格好良く見せようとしています。

アミューズミュージアムで、皆様にもその驚きを感じていただきたい。

アテンダント
チョウ

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