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梅雨も明けて、これから夏本番!台風シーズン到来で、じめじめとしてきますね。

三味線にとって、大敵のひとつは湿気。
糸や皮はダメージを受けてしまいます。皮は湿気と水濡れは厳禁。

皮が濡れたり湿気たりしたあとに乾燥してくると破けてしまう場合があります。
例え破け無くても、皮の張りは緩んでしまい、こもり気味な音に変わってしまいます。

皮を保護する為に、しまう時は必ず胴を和紙袋に入れて、さらにはビニール袋にしまっておきます。夏場に限らず年中気をつけたいものです。 


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写真は三つ折りにした胴だけの部分を和紙袋+ビニール袋に入れたものです。
さらに口を閉めて縛り湿気から皮を守ります。
棹をつないである場合にも同様に胴を袋にしまっておきます。


袋に入れておくことを知らなかったあなた、知らずに袋を捨てしまったそこのあなた。
しっかり袋にしまっておきましょうね!


湿気と水濡れに気をつけていても例えばこんなこともあります。

室内の湿度をさげてみようと、冷房でキンキンに冷やした部屋から急に熱い場所に三味線を持って行くと、三味線本体が冷たい缶ジュースのように結露で水だらけになりますので要注意です!

冷房を入れていた部屋の冷房を切ってしまい、部屋が暑くなってしまっても同様の現象がおきる場合もありますので、和紙袋+ビニール袋にしまいます。

真冬も同様に、寒い外から暖かい部屋に持ってくると結露がおきます。
寒暖の差には弱いのです。 
濡れて湿気った三味線の水分は、皮を徐々に侵食して行きます。

夏場の車内三味線放置厳禁!

直射日光が照りつける日中、車を駐車場に止めて、冷房を止めて下車すると車内は激しい暑さになります。
この場合、高温で皮が膨張して破ける場合があります。
車内には置かないように持ち出しましょう。
やむを得ず置いておく場合には、車内に冷房をつけておきます。
トランクにしまっておくことはもってのほか!
夏場はなるべく車内より持ち出し、肌身離さず持ち歩きましょう。
人間と一緒ならまず大丈夫。まるで三味線も生き物のようです。

しまいっぱなしべからず

長期間弾かずにクローゼットや押し入れにしまっておくことも危険です。
久しぶりに出してみたら破けていた!とは良くある話し。 
せっかく三味線があるのですから、しまいっぱなしにしてる方は、たまには出して弾いてあげましょう!
弦振動を与えるだけでも皮も振動し、湿気を逃がすと云う意見もあります。
もし弾かなくても、たまにはケースより出してあげて、通気を良くしてあげると良いそうです。 

和紙袋+ビニール袋の中に、除湿剤や桐板を入れたりするのも良いと思います。 

雨の中歩いてケースを長時間濡らしてしまったり、風呂場や炊事場の近くに三味線を置いたりするのは止めましょう。

新しく皮を張りたてた場合や、きつく強めに張られたものは特に破けやすいので要注意です。

反対に、長年破けずに自然と緩んでいる皮でしたらまだ破けづらくなります。


皮は破けても、緩んでも、三味線屋さんに張り替えてもらえば元には戻ります。
しかし、動物1匹の犠牲を忘れずに、できる限り長く大切に使いたいものです。

命をいただいた感謝と、敬意を払いながら。

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今回は久しぶりのアミューズミュージアム・山本 大・津軽三味線教室のご案内です!
教室までのアクセスなど、皆さんに良くご質問されることをあらためてご案内します。

5月にリニューアルした教室のチラシです↓

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教室の場所は浅草の、アミューズミュージアムの4Fにあります。

アミューズミュージアムへの最寄り駅からの所要時間は、

地下鉄銀座線浅草駅の場合には徒歩、約5分。

東武線浅草駅からも徒歩、約5分。

都営浅草線の浅草駅からは徒歩、約7、8分です。

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参考までに、銀座線の場合はJR神田駅より浅草までは約10分。

JR新宿駅からの場合は新宿〜中央線で神田。地下鉄で神田〜浅草となります、
新宿駅からのトータル時間は、30分くらいで浅草駅に着きます。

東京の西方面の方からは遠いと思われがちな浅草。
じつは意外にも遠く無く、アクセスが良いのです。

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駅を出て、有名な雷門をくぐり、仲見世を過ぎれば浅草寺の本堂へ着きます!
本堂の境内の右手には『二天門(にてんもん)』があり、
二天門をくぐると目の前の左手にアミューズミュージアムがあります。

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教室の受講は昼間〜深夜、時間、曜日を問わず可能で、予約制です。
毎月受講日を不定期に変えて予約することもOK。

受講回数は月2回より、何回でもOK。個人レッスンから、グループレッスンまで対応します。

教室での三味線レンタルは無料。仕事帰り、出先ついでに、手ぶらでもお越しになれます。
もちろん、愛用の三味線をお持ちになってもOKです。

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三味線教室は正座をして受講することが多いのですが、当教室は椅子で受講していただいてます。
正座が苦手な方の足の痺れや、関節の痛みなども気になりませんので、三味線演奏に集中していただけると思います。

浅草で津軽三味線の稽古!雷門から仲見世通りを、浅草寺を過ぎれば直ぐ目の前にアミューズミュージアム。浅草の中心のロケーションです。

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(教室の窓から見た夕方の浅草寺)

ご興味をお持ちの方!無料体験レッスンもありますのでお気軽にお申し込みください。

この機会に津軽三味線はいかがでしょうか?浅草で是非ともお待ちしてます!!

津軽三味線 山本 大

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去る2011年7月3日、小金井市の第24回東センターまつり(記念イベント津軽三味線)にお呼びいただき演奏させていただきました!

場所は小金井市公民館の東分館。
センターまつり3日目、朝10時からのソロ演奏、約1時間の内容です。
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小金井東分館にて行われる『栗の実学級』で、今までも何度か演奏でお呼びいただいていて、
今回の記念イベント演奏のお話しをいただきました。 

副題『津軽三味線公演〜つながろう東北!1日も早い復興を〜 』と題され、今回の東北の震災復興への願いが込められています。 

<当日のセットリスト>

オープニング〜イントロダクション
即興曲弾きじょんがら
津軽じょんがら節 旧節 
津軽じょんがら節 中節 
津軽よされ節 曲弾き 
十三の砂山〜幻の十三湊 ベンチャーズ ワイプアウト〜パイプライン 
スモークオンザウォーター〜アラブ音階スケール、琉球音階解説 
即興 曲弾きじょんがら

アンコール〜津軽じょんがら節 新節 (アレンジ) 
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満員御礼!会場の皆様には終始暖かい拍手をいただき演奏させていただきました。
皆様のお心に感謝です。
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ステージオープニングでは、沖縄より琉球古典、野村流の翁長良腎先生より、
三線と津軽三味線の違いと、歴史やルーツなどを話していただきました!
三線と津軽三味線の現物の違いを見て、会場の皆さんは大変に感心されていました。
翁長先生、ご丁寧な解説をありがとうございました!

演奏後に翁長先生とお話しする機会をいただきました。
私が以前沖縄へ何度か演奏に行き、野村琉の玉城誠文先生にお会いしたことや、
琉球三味線のお話しなどを色々お聞きしました。
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この度は、お越しいただきました小金井市の皆様、ありがとうございました!

またの機会に是非ともお会いいたしましょう。

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今回は久しぶりの偉人列伝!前回の白川軍八郎からの続きです。

その少年は、白川軍八郎の三味線と出会い、大変魅せられ、師匠と仰ぎ三味線を弾きます。

やがて歌手としてデビューし国民的スターとなる、ご存じ「三橋美智也」です。

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(写真は、10インチレコードのジャケット、ライヴ盤)

9歳の時に民謡コンクールで北海道チャンピオンになり、かつて旅回りをしていた津軽の巡業団のひとつ『陸奥の家演芸団』に16歳で入団、その巡業団から昭和24年にリュックサックひとつで上京して、横浜は綱島温泉のボイラーマンとなり、やがてスカウトによって歌謡界にデビュー!

昭和生まれの日本人なら誰でも知ってる(?)ミッチーこと三橋美智也は、今までリリースしたレコード総売上数が1億6千万枚!日本一!!未だ記録が破られていないのです。

ミッチーに馴染みの無いそこのお若いあなた!明治製菓CMソングで♪それにつけてもおやつはカールの歌『♪いいもんだな故郷は』を歌ってるんですね!...わかりましたかな?平成生まれだと、ちょっとわからない?

ミッチーは唄も凄いが三味線も凄いんです。味があります。叩きと音澄みで聴かせます!

昭和34年に日本劇場で行った「三橋美智也民謡生活二十周年リサイタル」に師である白川軍八郎を呼び、まだ都会では知られていなかった津軽三味線のソロ演奏である『曲弾き』を軍八郎師と美智也の2人で弾き、津軽からの三味線を東京の地に初めて紹介しました。

これがきっかけで、その後津軽三味線と云うジャンル名がレコード会社によって名付けられ、民謡ブームと高橋竹山の人気などにより津軽三味線は世の中へ広まって行きます。
もしもこの人がいなかったら、現在の津軽三味線は無かったかもしれません!

津軽三味線の神様と呼ばれた白川軍八郎は惜しくも、昭和37年、結核の病によってこの世を去ります。享年53歳。残念ながら、津軽三味線が広まることを知らずに逝ってしまいます。
しかし、弟子であった美智也は歌手として国民的スターとなり、年末恒例のNHK紅白歌合戦で津軽三味線を弾き、お茶の間に津軽の三味線の音色を届けました。

軍八郎は、きっと天国からその後の美智也の大活躍を、現在のまでの津軽三味線を微笑ましく見守っていてくれていることでしょう!

偉人列伝、続く...。

次のSPレコードの写真は、三橋美智也がまだデビュー前に「金谷美智也」の芸名で、唄の伴奏を三味線で務めています、ベストプレイ!大変に貴重です!(本名・北沢美智也)

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次のレコードジャケット写真は、昭和36年発売のラテンビッグバンドとの共演もの。
洋楽と津軽三味線のコラボレーションの歴史は古い!
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6月26日に当アミューズミュージアムにて!朗読と津軽三味線のコラボレーションライヴ『東日本大震災チャリティー朗読 山野眞知子 出逢いはことば』を行います。

朗読は、青森県出身のフリーアナウンサーの山野眞知子さん。
津軽三味線は山本大でお送りいたします!

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※画像はクリックするとおおきくなります。


山野眞知子さんとの出会いは、数年前に私のイベントの仕事にて司会をお願いしたことがきっかけでした。

標準語の司会と津軽弁を巧みに使い分け、お客様を惹き付けます。津軽三味線のこと、
青森県の風土や文化の話しを曲間に話していただいたステージで、大変に好評でした!

そして山野さんから、朗読と津軽三味線のコラボレーションはいかがでしょうかとご相談いただき、大変に興味がありましたので出演させていただきました。

山野さん主催の『出逢いはことば』への出演は今度で3回目になります。

以前の2回は太宰治の『津軽』でのコラボレーションでした。太宰も青森県は津軽の出身なので、
朗読はほとんどが津軽弁で語られました。

私は津軽三味線の特有のフレーズを中心に使いながら、風景描写や、心理描写を考えて奏でました。 
私の得意とする擬音なども随所に凝らしながら語りと合わせたのです。 
語りのバックでの演奏なので、音量を下げる音澄み(ネズミ)奏法もふんだんに使います。

そして何と!驚いたのが、山野さんの語りは朗読の台本は手に持たないのです。
暗記してしまい、目線はお客様に向かいながら語るのです。
ですので、直接訴えかけ響いてくる何かがあり、言葉が心の底から出てくるようです。

今回の震災で甚大な被害のあった東北。未だ続く復興と、収束しない原発事故。
東北は青森県出身の山野さんは現状を踏まえ今回は、震災復興チャリティーとしてライヴを行っていただきます。東北は青森県で生まれた津軽三味線で私も参加させていただきます。

私は二部の最初にソロ演奏をさせていただき、二部の『髪かざり』にて参加させていただきます。 

ご都合のよろしい方、ご興味を持っていただいた方、是非ともお越しください。
お待ちしてます! 


一部 悪女の手記 石川達三 作

【休憩 十五分】

三味線生演奏 山本 大

二部 髪かざり 山本周五郎 作 

語り 山野眞知子 三味線 山本 大 

日時 6月26日(日)  開場 13時30分 開演 14時00分 
入場料 ¥3000円 
会場 アミューズミュージアム 6階 織り姫の間

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去る5月22日、都内に新しく出来ました、とあるマンションの街開きイベントにお呼びいただき出演させていただきました! こちらはかなり戸数が多く、大きなマンション群です。

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午前から様々なアトラクションが続き、私の津軽三味線は最後の出番です。

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当日は野外演奏、朝から曇り空。
やがて、午後の私の出番にはあいにくの雨が激しく降り出しました。

雨をしのぎ、傘天井下にて演奏。しかし、雨風は少々横から吹いて参ります。

ステージ後方には金屏風まで豪華に飾っていただきました!
マイク無しの生演奏による撥音は雨ニモ負ケズ、マンションビル群にこだまします!!


髪型は久しぶりのオールバックです(笑)事前の宣伝ポスター写真がオールバックの場合に髪を垂らすと、別人に間違われてしまうことが多いのです。
なので、この日はポマードをべったり!気合いが入ります。

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三味線は動物の皮が張られていますので、皮は湿気に弱く、直接水をかけてしまうなどすると張り具合が弱くなります。1度張りが弱くなると元には戻らずに緩みます。
乾いてきた時に膨張して破れる場合もありますので気をつけなくてはなりません。

現代の津軽三味線は非常に強い力で皮が張られていますが、昔の門付けしていた頃の津軽三味線は、あらかじめ緩く張られていたそうです。
緩めると音は♪ボンボンとした、こもり気味な音になりますが、しかし、それはそれで味のある良い音です。   
糸(弦)も絹なので湿気ってしまうとブライトさが無くなります。

あらかじめ野外演奏や海外演奏では、緩く張った三味線を使ったりしてきましたが、この日は生音の演奏ですので一番良い音のする強めに張られた三味線を持って行きました。真剣勝負!手は抜けません。

しかし、生き物達を犠牲にして作られた天然素材の三味線です。
皮などは大切にして、できるだけ長く使いたいものです。


お集まりいただいた住民の皆様へお聴きいただく為に、雨模様でも予定通り最後まで演奏させていただきました! 

セットリスト 

津軽じょんがら節   曲弾き
津軽じょんがら節 旧節
津軽じょんがら節   中節 
津軽よされ節
十三の砂山
じょんがら即興

さらにアンコールをいただき、予定時間超で津軽じょんがら節の新節を演奏させていただきました。
雨の中、立ち見の大盛況!多くの方々に最後までご熱心にお聴きいただき心より感謝致します。

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後日、心配していた皮は破れることなく無事でした!何よりです。


お集まりいただいた住民の皆様方、天候の悪い中お聴きいただきまして大変にありがとうございました。お呼びいただきました関係者各位、スタッフの皆様もお世話になりました。

またお会いしましょう!
以上、演奏レポートでした!

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第2回山本 大津軽三味線教室ライヴ!!〜三筋の糸に想いをのせて!〜 ライヴレポート 

去る5月29日に、アミューズミュージアムの6F織り姫の間にて、山本大津軽三味線教室ライヴを開催致しました!

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当日は前日から続く台風によるあいにくの雨でしたが、三味線はガンガンに響き渡りました! 
お客様に於かれましては、お足元の悪い中にお越しくださいまして誠に有り難うございました。

当日のプログラムに何曲か追加しました!2時間番組です。

<セットリスト>

津軽甚句(スローバージョン)

四段〜五段〜六段

嘉瀬の奴踊り

黒石よされ

リンゴ節

津軽甚句

カチューシャ(ロシア民謡)
ベンチャーズ・パイプライン

鉄橋良 津軽じょんがら節曲弾き

桜井真希 津軽じょんがら節 旧節

六段

津軽じょんがら旧節

山本大ソロ

じょんがら変奏曲

よされ節アレンジ

十三の砂山

ゲスト〜鹿島信治・シタールソロ

山本大&鹿島信治セッション

山本大、教室生徒全員、鹿島信治による津軽甚句

一曲づつ解説を交えながらの演奏でした。
今回は初めてソロ演奏を披露してもらう生徒や、三味線を始めてまだ3ヶ月余りの方など勢揃い。
出演生徒一同が一つになりました。

インドのシタールの鹿島さんは楽器説明をしていただいたあとにソロ演奏でした。
東北の厳冬を思わせる音の響きから一転!異国情緒漂うインドの響きはとても新鮮でした!

セッションでは、津軽三味線とシタールの音が重なり合い、シタールのジャワリと、三味線のサワリが一つの音となり、倍音の嵐が吹き荒れました!

さらに最後の津軽甚句は、出演者全員の大団宴です。

ご来場皆様のお買い上げいただいたチケット収益の一部は、アミューズ基金より日本赤十字社へ寄付させていただきました。誠に有り難うございました。
被災地の1日も早い復興をお祈り致します。

今回の開催にあたりまして、関係者各位、スタッフの皆様大変に有り難うございました。 

次回、第3回は秋から冬にかけて開催したいと思います。

内容もさらにパワーアップし、充実させて行きたいと思います。

次回の教室ライヴもご期待ください!!

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今週の日曜日の5月29日に、
アミューズミュージアム6F織り姫の間にて、
山本大津軽三味線教室ライヴ開催致します!もう間もなくです。 

出演の生徒皆さん、着々とリハーサルが重ねられています!

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当日のプログラムです!


津軽甚句(スローバージョン)

四段〜五段〜六段

嘉瀬の奴踊り

黒石よされ

リンゴ節

津軽甚句

鉄橋良 津軽じょんがら節曲弾き

桜井真希 津軽じょんがら節 旧節

六段

津軽じょんがら旧節

山本大ソロ

ゲスト〜鹿島信治

山本大&鹿島信治セッション

山本大、教室生徒全員、鹿島信治による津軽甚句



今回は三味線を始めてまだ3ヶ月余りの方や、5年以上のベテランまで揃いました!

フィナーレには、インドのシタールと共に合奏し、倍音の嵐が吹くことでしょう。

さらに、プログラム以外の曲も弾くかもしれません!あんな曲まで...。

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(お稽古する鉄橋さん、今回はソロも弾いていただきます!)


お時間のある方、ご興味を持たれた方、この機会に是非ともお越しください。


一同お待ち申し上げます!

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昨年の2010年、3月22日に渋谷で行われたイベント『WILD・ROVER』に出演させてもらいました。

イベント出演アーティストの大半はパンクバンド系で、アイルランドの音楽や、ケルト音楽、アメリカのジャグバンド形式の要素を取り入れたバンド達が多く出演。
バグパイプやアコーディオン、笛にバイオリンなどに、ギターとベースにドラムと多彩な編成が多く見られました。

パンクロックを知らない方の為にできる限り短くご説明しますと、70年代半ばごろアメリカで生まれて、イギリスから世界に広がりました。80年代に盛り上がりを見せ、テクニックを極力排除し、既成のロックを破壊し、ロック本来のエモーションを取り戻すような音楽で、メッセージのある歌詞がある楽曲と云った所でしょうか...サウンドもロックンロール調から民族音楽まで様々です。
アイルランド出身の若者が組んだバンドで『セックスピストルズ』などが有名です。


話しは戻りまして、当日会場は幾つもある中の『GLAD』での出演。バンド演奏あとにはDJタイムもありました。盛り上がる中、1人ステージへ登場し津軽三味線のソロです!♪ベベーン。

客層は派手。パンクファッションで身を固めた若者達などの多い中で、紋付き袴で登場しましたが、笑われるかと思いきや、登場から盛り上げていただきました!
そして一気に演奏スタート!MCは無し、喋りなんか要りません突っ走ります。30分の演奏でしたが、曲中も連続業が来ると拍手をいただき驚きました。

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割れんばかりの拍手と、ヒューヒュー!イエーイ!と歓声をいただき、こちらも感激したものです。

「津軽三味線もパンクに通じるよ!何か似通ったものがあるね」と、その後もお客さんから大反響でした。ボサマとパンクのスピリットは通じる何かがきっとあるのでしょう!

そして、このイベント出演からあるCDのレコーディングのお話しをいただきました。
アメリカはニューヨークのパンクロッカーで、ボーカリストの『ジョニー・サンダース』のトリビュートアルバムに参加して欲しいとのことでした。

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アルバムは全編オムニバスで、参加アーティストは全てアコースティック。
なので、津軽三味線だって有り?な訳です。


これは面白い!私は大喜びで企画をお引き受けしましたが、さて、どの曲をカバーをして三味線で演奏するかをかなり悩みました。

ジョニーサンダースの歌う唄はあんまりメロディがありません、単調です。
バックのリフは特徴的だったりもします。
カバーなのであえて全く別物の曲にする為、私なりにアレンジしました。

曲は、ジョニーサンダースの代表曲のひとつとも云える『BORN TO LOOSE』を選びました。

YOU TUBE よりJohnny Thunders and the heartbreakers-Born to loose

録音はドンカマのクリックに合わせることも無く、多重録音もせず、一発気合いの録音です!
途中にじょんがら節のアドリブソロを入れました。
とにかくシンプルでストレートを心がけて見ました。

ご興味を持たれましたら是非とも、ご一聴を願う所存です。
他にも素晴らしいアーティストが勢揃いです!
世界初!?津軽三味線でパンクロックをお聴きあれ!

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アーティスト:
V.A ジョニー・サンダース
タイトル:
ジョニー・サンダース・トリビュート プラグド・イン−プラグド・アウト
JOHNNY THUNDERS TRIBUTE PLUGGED IN - PLUGGED OUT

レーベル
:ヴィヴィド・サウンド
品番
:VSCD5497
価格
:2625円
商品区分
:CD
発売日
:10.07.28
バーコード
:4540399054971
ジャンル
:ジャパニーズ・ロック&ポップス
サブジャンル
:PUNK / ACOUSTIC / JOHNNY THUNDERS

VIVID SOUND CORPORATION

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前回に続きまして、偉人列伝は白川軍八郎のお話しの続きです。
もう少し師について、その生涯と、音色や奏法について触れてみます。


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師は独自の奏法をどうやって編み出したのでしょうか。

幼児期に失明し、仁太坊と云う坊様(ボサマ)から叩き三味線を習い、僅か3年で師匠の腕を凌いたそうです。その上、叩きでは無く弾き三味線奏法の元祖、長作坊(ちょうさくぼう)の長瀞手(ながどろて)や、さらには音澄み(ねずみ)の美しい音色を弾き出した梅田豐月の奏法も独学でマスターして独自に進化して行きます。

色々な弾き方をミックスさせて、仁太坊の教えの通りに人真似では無いオリジナルの三味線奏法を研究して作るわけですね。

その緩急自在の奏法は、民謡の一座、巡業団の中での演奏で鍛えられ、マイクの無い時代ですので叩いて弾いたり、時には澄むように弾いたり、連続ワザまでも弾き出します。

大正から昭和にかけて巡業団の芸人の一員として旅から旅へと北海道を回ります。
当時の北海道は鰊景気で湧き、ヤン衆(漁師)達を目当てに東北からから巡業団、芸人達、坊様達などがやってきます。

さらには樺太(サハリン)や千島列島までも足を伸ばして行きます。
現地は青森からの出稼ぎ労働者が多かったと云われていますので、青森の民謡が大いに懐かしがられて受け入れたに違いありません。さらには聴いたことの無い斬新な三味線の伴奏です。

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楽屋では芸人仲間と花札博打もせず、お酒は1日4合瓶1本と決め、好物は鍋物だったそうです。

練習と研究熱心。鼈甲の撥より木の撥を好んで使い、いつも手入れをして、三味線の棹は細めの中棹を使っていたそうです。

なんてストイックなお方でしょうか。
運指スピードの早さの難しさは神業。現代奏法には見られない奏法不明な点も幾つかあります。
ゆっくりと再生してみると、聴こえなかった音まで聴こえてきたりします...恐るべし。
音色も独特で、現代の津軽三味線とは違い、皮の緩んだ音ですが、大変良く弦が響き、サステインが効いてます。

当時は今よりずっと音楽資料も無く、学校も行かなかったであろう彼はどうやって音感やリズム感が養えたのでしょうか。
そんか彼はラジオで洋楽を熱心に聴いていたそうです。
じつは新しいもの好きだったのかもしれません。

さらには長唄などの邦楽三味線も良く聴いたに違いありませんし、
当時流行した浪曲だって、何だって聴こえて来るものを貪欲に聴いて吸収したのでしょう...。
その三味線の音は、時には激しく、切なくて、さらに妖しさ(怪しさ)まであり、狂気すら感じます。決して奇麗なだけではありません。

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やがて、1人の少年が軍八郎の居た巡業一座である陸奥の家(むつのや)演芸団に入って来ました。
彼はその後に国民的大スターとなるのです...(まだまだ続く、不定期)



今回の参考文献

大條和雄『津軽三味線の誕生』

松木宏康『邦楽ジャーナル連載・津軽三味線まんだら』

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