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第2回アミューズミュージアム津軽三味線教室ライヴ!!を開催します。

今回のチケット料金の一部は、東日本大震災の義援金として寄付させていただきます。

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第2回アミューズミュージアム山本大津軽三味線教室ライブ!!
?三筋の糸に想いをのせて!?

日時は

5月29日(日) 
開場14時30分 開演15時00分
料金¥2100円

出演は

山本 大と
アミューズミュージアム津軽三味線教室の生徒さんたち

今回のゲストはインド弦楽器のシタールの奏者:鹿島信治さんです。
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良くある三味線教室のライヴとは一味違います!

全員の合奏から中級者〜上級者までの演奏と、私のソロ演奏〜
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ゲスト演奏〜私とゲスト演奏〜私と教室生徒全員とゲストによる演奏と云った流れになります。  
津軽三味線は合奏するとより音が重厚になる迫力があります!
生音の合奏の迫力を味わってください。

そして更に、
日本の三味線や琵琶の祖先とも云えるインドの弦楽器のシタールとコラボレーションをします。

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新宿ロフトでの演奏。

シタールと三味線の倍音がミックスしますので、カオスな音色になること間違い無し!

ご期待ください。

ゲストプロフィール 

鹿島信治(シタール)
1977年生まれ
何故かシタールを買ってしまい独学でシタールを始める。
2001年ドラム&シタールユニットConti を結成。
変拍子、ポリリズムを多用しライブハウスで活動中。
2008年にはカレーユニット、マサラワーラーを結成。



東北が生み育んで来た津軽三味線、
被災地に届くよう出演者全員気持ちを一丸にし、演奏したいと思います。 

皆様是非ともお待ち申し上げております!!
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震災の影響も未だ治まらず、原発の収束の見通しも見えない昨今ですが、今回は皆様に更に津軽三味線に親しんでいただこうと津軽三味線偉人列伝と題しました。

津軽三味線の歴史の中で神様とまで云われた白川軍八郎(しらかわぐんぱちろう)師のお話しをさせていただきます。
彼こそ最も津軽三味線を進化させ、確立させたと云っても過言ではありません。

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彼は明治42年生まれで、津軽三味線の発祥地と云われる青森県は北津軽郡五所川原市の金木町で
生まれました。太宰治の生誕地でもあり、太宰とは同じ年の生まれでもあります。 
しかし軍八郎は太宰とは全く違う境遇を歩みます。
幼少の頃に失明してしまい、生きて行く為ボサマになります。
神原の仁太坊(かんばらのにたぼう)と云うボサマに弟子入りをします。
ボサマとは津軽三味線を始めた盲人の芸人達の事で、家々の軒先を回りり三味線など弾き唄い歩いてお金やお米などを芸と引き換えに貰いながら歩く門付け(かどづけ)芸をする人達の事です。


仁太坊には人真似で無い三味線を弾け!と教えられながら一緒に門付けをさせてもらい修行をします。やがて師匠の仁太坊を凌ぐほどの腕を持った彼は1人立ちし、門付けを否定して晴眼者達が行う唄会一座(旅回り民謡興業)の舞台に加わって演奏して行きます。

高齢だった仁太坊の最後の弟子であった彼はその教えを全うし、誰の真似でも無い汝のオリジナル三味線奏法を次々と編み出して行きました。
民謡の伴奏前のわずかな前奏を、演奏の度に少しずつ長くして行き、ついには三味線だけのソロ演奏でお客を釘付けにしてしまったのです。


私は軍八郎のソロ演奏のSPレコードをたまたま運良くネットオークションで3年前に手に入れました。恐らく昭和12年頃の発売の物かと思います。以前に当ブログでも写真掲載させてもらったものです。

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テイチクレコード 三味線獨奏 よされ節 裏面/小原節

このレコード音源はどのベスト盤にも収録されていないものでしたので大変に貴重です。戦前発売の津軽物の三味線の独奏盤は非常に少ない為滅多にお目にかかれない代物です。

内容は超絶な演奏で、すでに現在の全てのテクニックを用いています。とにかく激しいです!マシンガンを連射するかのように弾きまくります!!
そして激しさだけでは無くてどこか切なくて暗くて、妖艶さまでも感じるような気もします。


未だ彼を凌ぐ演奏者はいないでしょう。何故なら彼は津軽三味線と云うジャンルがまだ世の中に確立されて無い時に自分で作曲をし、アレンジをして弾いています。
彼とそっくりに真似をして演奏できたとしても彼と同じレベルの演奏家とは云えない筈です。

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現代の津軽三味線の演奏家は津軽三味線を弾かなくてはならない宿命が当然ありますが、軍八郎は前例の無い演奏を弾きまくり、古典やスタンダードを守り忠実に弾く訳では無くて、当時では前衛演奏家だったのかと思います。
制約が無く斬新な演奏をしたとしても、まずはお客さんを楽しませて湧かすエンターテイメントで無ければならなかったことでしょう。
彼の三味線についての取り組み方を考えさせられ、私は非常に影響を受けました。

明治から始まった歴史の浅い津軽三味線ですが、軍八郎は古い伝統を守る演奏家では無く、新しいスタイルを聴衆に投げ掛け演奏した人でした。

続く...。


注・津軽三味線と云うジャンル名は昭和30年代に名付けられたと云う説があります。それ以前には文献などに津軽三味線の呼称は見当たらないそうです。


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震災から1ヶ月が経ちましたが、まだまだ影響があり予断の許さない状況が続いています。

しばらくぶりのブログ更新は三味線の部材の話しをひとつ。

今回は三味線の音色を決める重要な要素のひとつ、駒(こま)の話しをさせて頂きたいと思います。

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弾いた糸(弦)の振動を胴に張られた皮に直接伝えるもので、天然素材で出来ています。
手作りなので形も様々で一つづつ音が違います。

津軽三味線の場合は主に竹で作られていて、糸を直接乗せている場所には象牙や鼈甲(べっこう)があしらわれています。

象牙と鼈甲はだいぶ音が違います。象牙はシャープで鼈甲は甘い音になります。

全体の高さや長さに幅、皮との設置面積や、肉厚、竹の材質などで音は千差万別。

皮の張りの強さや好みに合わせてお好みの駒をセッティングします。
割れたり欠けたり、作りが悪かったりすると振動が伝えきれず音が悪くなります。

皮の上に置く場所によって音色が変わります。極端に棹側に置くと箱鳴りが増してしまい、
反対側に置くとシャープになりますが箱鳴り感が無くなって行きます。

駒の丁度良い場所は鳴らして見てずらして行き置き場所を決めていきます。

皮の厚みや張り具合、糸、撥との相性を見ながら自分好みの音色を作っていく楽しさがあるのです。

アミューズミュージアム教室にも様々な駒を用意してますので、ご興味のある方は是非ともお訪ねください。

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糸の震動を皮に伝える駒は心から心に響かす役割も勿論担っていると思います。

被災地に思いが届き伝わりますように。
1日も早い震災復興を願い、皆様が安心できる毎日が早く訪れて欲しいと切に願っています。

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この度は『東北関東大震災』におきまして、各地で被災された皆様および、
ご家族や知人の方々が被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。

また多くの方が亡くなられました。深くお悔やみを申し上げます。

沢山の救助を求めておられる方々に一刻も早く救助の手が届きますようお祈り申し上げます。
未だ行方のわからない方々がどうかご無事でありますように。

そして、今なお被災地で大変に過酷な環境の中で生活を余儀なくされていらっしゃる方々に対しても一刻も早く、平常な生活へ回復していただく事を願ってやみません。


私自身、津軽三味線を通して今まで東北地方の多くの方々に大変にお世話になりました。
お世話になった方々や知人の安否がとても心配でなりません、心が痛みます。

今できることを考え、できることは節電も募金も何でも行いたいと思います。
皆様と力を合わせて行きましょう。

情報もかなり錯綜していますので落ち着いて行動し、
適切な判断して今後の動向を見て参りましょう。

心より、1日も早く復興することを願っております。

津軽三味線 山本 大

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長さが1メール強ある津軽三味線は膝に乗せて演奏する為、
小学校の低学年までのお子様は棹の先まではなかなか手が届きません。 

そこで、棹が細く短く、胴も一回り小さな三味線をご用意しました!
 (握りが細い小さい撥もあります)

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↑写真では通常の太棹の津軽三味線と、子ども用三味線を並べてみました。
比較すると大きさの違いが良くわかります。

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棹に数字の番号が貼られていますので、初めてでも音階が鳴らせます!

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この三味線は未来の津軽三味線の名人が最初に手にする三味線になりたいと願っております。 

楽器は始めるのが早ければ早いほどに早く巧くなります。
現在の若手プロ奏者の多くも子どもの頃に始めています。

教室では、三味線と撥のレンタル、弦などの消耗品はすべて無料です。

さあ、世のお父様方お母様方、
日本の伝統楽器!世界に誇れる日本の楽器!
三味線をお子さまへのお稽古としていかがでしょうか?

まずは無料体験教室へご予約ください!

ご予約は:
電話 アミューズ ミュージアム 03-5806-118110:00〜18:00
または、こちらの問い合わせフォームからお願いいたします。

アミューズミュージアムの津軽三味線教室へ是非ともお待ちしてます!

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今回はおめでたいご報告です!
昨年のシドニーでの演奏が評価されました。

昨年、オーストラリアのシドニーで開催されたアート・イベント 第17回シドニービエンナーレに於いて、3ヶ月限定で行われた海外版スーパーデラックス "SuperDeluxe @ Artspace"に参加させて頂き、その企画がシドニーの音楽/アート/文化アワード(SMAC Awords)で一般投票にて2010年の「Best Art Event」に選ばれました!


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シドニービエンナーレのプログラム


そもそも六本木にあるイベント・スペース「スーパーデラックス」で、一昨年、DJの永田一直さんからのオファーで共演させていただきました。

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六本木スーパーデラックスでの演奏

演奏を聴いていただいたスーパーデラックスより、永田氏との共演で是非ビエンナーレへ出演を、とご推薦をいただきました。

現地での演奏内容は、私の津軽三味線のソロと、DJ永田氏のパフォーマンス。そして2人のコラボレーションの演奏でした。

今回のスーパーデラックスのベストアートイベントの受賞は感激です!DJ永田氏と共々喜んでおります。


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現地での演奏の様子

お客様は若い方が多くて熱気に溢れ、大変盛り上がりました!!音楽は国境を越えて行きます。

残念ながらスーパーデラックスの他の日に出演された日本からのアーティストは滞在期間が短い為に見れませんでしたが、素晴らしかったことは間違い無いでしょう!


当日、我々のライヴ会場であるアートスペースは超満員で、地元での感心の高さに感激しました。
何よりスタッフ皆様の告知や運営が素晴らしかったのでしょう、心より感謝申し上げます。 

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シドニービエンナーレは、シドニーの街や、コカトゥーアイランドなどあちこちで様々な展示物や、催しが行われていて大変素敵でした。

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DJ永田氏とはまたいつかコラボレートさせていただきたいと思います。

そしてこれからも益々海外へ演奏する機会が広がる事と、アートの世界への可能性も広がって欲しいと願って止みません。

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太棹と呼ばれる津軽三味線は、三味線の種類の中でも大振りで重量感があります。 

三味線自体の長さが1メールちょっとあり、その三味線を入れる頑丈なハードケースは長く重たく、持ち運びにも多少難儀します。 

ところが!実は殆んどの三味線の棹は三つに分解できコンパクトになるのです。 
分解して棹を重ね合わせてケースに収納すれば、ケースの長さは半分以下になります。

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↓棹は三つに分解してあり、分解した面には合木(仮継ぎ)を差し込んであります。
白い箱は胴、胴掛も外してあります。

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↓の写真は上棹と中棹を胴に乗せてます。この三つの状態でケースへ収納します。
ちょっとしたリュックサックにだって入ってしまいます。

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↓小分けの袋に入れて棹を重ね合わると、ご覧のように小さく収納できます。

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電車の網棚や飛行機の天袋、車の乗車時もトランクに入れずに膝にだって乗せられます。
家の収納だって場所をとりません。人混みだって大丈夫!地方出張、海外渡航も安心。

棹をばらすのが面倒だったり苦手な方は長いハードケースも軽量タイプがあります。
安全度は低くなりますが、ギターのようにソフトケースだってあります。

津軽三味線に限らず、三味線は大体分解できます。(沖縄三味線を除く)
このよう分解して普及したと考えられるのは、持ち運びに便利で壊れにくく安全なこと。
原木の材料が長く無くても作れる。
経年の木のよじれ、棹のひび割れなどの修復のし易さなどが考えられます。

いかがでしたでしょうか?
次回は分解の仕方もご紹介したいと思います!

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今回は演奏レポートです。去る1月29日に新春津軽三味線ライヴを行いました!

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ライヴ会場は、JRは神田駅の東口から30秒のところにある青森居酒屋『跳人(はねと)』です。

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跳人とは、青森の夏の祭り、ねぶた祭りに参加して跳ねながら踊る人々のことを指す意味です。 

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写真は実際のねぶた祭りの跳人です。

ライヴ当日は満員御礼の大盛況!席数限定の為、予約の時点でかなりの方をお断りしてしまったそうで、入れなかった方々は大変に申し訳ありませんでした。

演奏中は集中して聴いていただきたかった為に携帯電話の電源をお切りになるようにお願いし、録音、カメラ撮影はお控えいただきました。

と云う訳でございまして、ブログにアップする演奏中の写真は今回撮れませんでした(涙)ので後日お店へ再度撮影にお伺いしました。

1部では私のソロ、2部では3人の合奏を行いました。
内容は六段や、津軽じょんがら節などのいかにもな津軽三味線スタンダードプレイでした!

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お店のお料理や内装は目一杯青森づくしで、本物の使用されたねぶたの頭もあります。
当日お客様の半分は青森県人でしたので店内は津軽弁が飛び交います。
ここは神田なのか青森なのか、どこなのかだんだんわからなくなってきます。

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お店のマスター小野さんは津軽人。
元は帝国ホテルシェフなのでお料理の美味しさは格段に違います!!

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次回の津軽三味線ライヴ決まりました!

4月30日(土)開場17時30分、開演18時30分。

ねぶたの明かりの下で郷土料理と津軽三味線の生演奏はいかがでしょうか?
お越しいただく場合には席数に限りがありますのでお手数ですがご予約願います。

神田 居酒屋『跳人』
03-5294-7455

ゴールデン・ウィーク前にご都合の宜しい方は是非お待ちしてます!!

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前回に引き続き三味線の部位の名称のご紹介です。 

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糸(弦)の呼び方は、一番太い糸は一の糸(いちのいと)真ん中が二の糸(にのいと)
細いのは三の糸(さんのいと)と云います。

糸と皮との間に挟み入れてある駒(こま)津軽三味線は主に竹製です。

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ヘッドの方の写真です。天神部分には上駒(かみごま)があります。糸と棹の間にあり、こちらは金属製です。 

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胴掛(どうかけ)装飾品ではありますが、腕を直接胴に置くので、湿気や汗、汚れから胴を守ります。写真のものは漆器で、津軽塗りです。他にも会津塗り、合成革、鼈甲など様々な材質のものがあり、色々なデザインがあります。

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写真は糸を結び付ける音緒(ねお)を外してあります。
音緒を着けている棹先部分を中子先(なかごさき)。胴内部で貫通している棹部分が中子(なかご)。
又は中木(なかぎ)。

音緒が直接当たっている太鼓部分の金物は、りんどうと云ったり、りんどう金具とも云います。

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膝(ひざ)ゴム。津軽三味線には足からずり落ちないよう、滑り止めに胴の下の角部分へ直接ゴムが貼られています。


まだまだ名称は続きます。次回にも是非ご紹介させていたただきます!

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今回は三味線の部位の名称をご紹介します。素敵な名前が付けられています! 

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三味線の構造は、ネックになる棹(さお)と、ボディの胴(どう)で出来てます。

胴には裏表に皮を張り(貼り)、皮と糸(弦)の間には駒が置いてあり、駒が糸の振動を皮に伝えて皮が鳴り、胴で箱鳴りをして音が出ます。

ギターのヘッドにあたる頭部分の全体を天神(てんじん)と云います。
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弦が巻かれているものは糸巻き(いとまき)又は音締め(ねじめ)と云います。
締め上げたり緩めたりしてチューニングします。

糸巻きが貫通している部分は糸蔵(いとくら)。糸蔵の下の膨らんでるところは乳袋(ちぶくろ)。
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のけ反り部分は海老尾(えびお)と云います。字の通り海老の尾っぽのようです。
天神の先は薄くなっていて共鳴しますので、壊さないようにカバーを付けたりします。

棹の付け根は猿尾(さるお)。棹の先は胴の中を貫通してます。
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胴を貫通した棹の先には、天神と反対側に弦を結ぶ為の音緒(ねお)があります。
一本の組紐を結んで作られています!
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全ての部位は音色や共鳴に関係してます。ですので、どこか壊したりしてしまうと響きが悪くなってしまいます。 

これら名称のルーツは色々な説がありますが、中国〜琉球から名称が転じたと考えられます。

例えば、中国では(三弦・サンシェン)〜琉球では(三線・さんしん)〜大和では(三弦・さんげん)。


他にもまだ名称がありますので次回にも是非ご紹介させていただきます!

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