毎週木曜日に、お送りしているイベントUKIYOEナイト。

そのUKIYOEナイトの兄弟企画とも言うべきDVDが、新たに発行されることになりました。

"江戸の暗号"をさぐる 100倍拡大!浮世絵DVDブック 1 日本橋 広重 (講談社 Mook)
(この文字列はAmazon.co.jpにリンクされています。)

こちら、そのフライヤー。
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※画像はクリックで大きくなります。

簡単な紹介ビデオはこちらから。下の画像をクリックしてご覧ください。
(実際のDVD画像は、(多分)「世界で一番美しい画像」がご覧になれます。

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ナレーションは、すっかりお馴染みの小倉久寛さんと、虎姫一座のゆきさん。
ミュージアムでご覧になれるUKIYOEビデオとも、一味違った楽しい仕上がりになっています。

お楽しみに!!

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アミューズ ミュージアム1階には、UKIYOEシアターがあります。

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このUKIYOEシアターでは、ボストン美術館所蔵のスポルディング・コレクションの中から、浮世絵の名作をピックアップして超解像度のデジタル化し、その浮世絵の中に隠された謎と秘密を解き明かす、アミューズ ミュージアム、オリジナルの映像作品を公開しています。

これまで上映されていた、以下の6本(上映時間約28分)

歌川広重  『東海道五十三次 日本橋 朝の景』
喜多川歌麿 『高名美人六家撰 難波屋おきた』
歌川広重  『名所江戸百景 浅草田圃酉の町詣』
葛飾北斎  『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』
歌川広重  『名所江戸百景 大はしあたけの夕立』 
歌川広重  『名所江戸百景 猿わか町よるの景』

に加え、2011年8月9日(火)からは、

東洲斎写楽 「市川鰕蔵の竹村定之進」
歌川広重  「東都名所 吉原仲之町 夜桜」
喜多川歌麿 「当時全盛似顔絵揃 兵庫屋内 花妻」

が、新たに登場します。

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これまでのシリーズ同様にSET(スーパー・エキセントリック・シアター)、小倉久寛がユーモラスながらも、味わい深いナレーションを担当し、1枚の浮世絵から下町人情あふれる、楽しく、すばらしい江戸の町人文化、風俗、社会を読み取り、見るものに新しい発見と驚きをもたらしてくれます。

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浮世絵に秘められたこんな「暗号」も解き明かしてくれました。

UKIYOEシアターでの映像作品は、スポルディング・コレクションの超細密画像ならではの美しい映像を通して、浮世絵の奥深さ、興味深さを知る事の出来る作品となっております。

是非、アミューズ ミュージアムでご覧ください。

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こんにちわ、アテンダントの鈴木です。 

最近はもっぱら浮世絵ネタで申し訳ありませんが、
どうしても知っていただきたい浮世絵師がいます。

その名も 歌川国芳(うたがわくによし)。 

国芳は、北斎、広重と同時代を生きた浮世絵師ですが、
作風は明らかに違い、グロテスクな武者絵や戯画を描いておりました。  
 
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この絵は、「相馬の古内裏」といい国芳作品の中で評価の高いもののひとつ。 
背後からぬっと覗き込む骸骨は西洋の解剖学書を参考にしたといわれ、浮世絵=江戸情緒の概念を打ち破っています。 また構図に注目して頂きたいのですが、国芳以前の大判三枚続(パノラマ)は、3枚で1作品ではなく、1枚でも売れるようそれぞれが完成されたものでした。 
しかしデビューが遅れた国芳は、傲慢にも3枚まとめて売ることに挑戦しました。 
結果的に、伝統的な構図を打ち破り、今まで見たことのないダイナミックな浮世絵を登場させました。
 
恐ろしい浮世絵ばかり描く国芳ですが、人間的にはとっても江戸っ子気質で、弟子をかわいがり、火事があったらすっとんでいって人助けをしていたそうです。 また動物に対する愛情は、作品にふんだんにでており、特に猫の絵は天下一品。 その中でもお気に入りの一枚を紹介します。
 
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日本の怪談で有名な「化け猫」、現代の歌舞伎の演目(独道中53次)でも見られる、人気の場面。
注目は、手ぬぐいを巻いて踊る2匹の猫。 
 
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毎週木曜「浮世絵ナイト」は、浮世絵好きにはたまらないネタを、豪華講師陣がお伝えする、江戸の勉強会です。 講師の一人、稲垣進一先生は歌川国芳のコレクターであり、現在太田記念美術館で「没後150年記念 歌川国芳」展が絶賛開催中です。 

なんと! 浮世絵ナイトに国芳の原画を持ってきて下さいました! 先生もまた型破り!! 
 
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年末には大規模な国芳展が六本木で予定されており、盛り上がること間違いなしです。
歌川国芳、今から知っておいて損のない人物です。

毎週、アミューズミュージアムで開催中のUKIYOEナイトの情報はこちらからどうぞ。
 
鈴木

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アミューズ ミュージアムにおいて、高精度デジタル画像で公開されている
ボストン美術館所蔵の浮世絵スポルディング・コレクションについて、
国際浮世絵学会 小林忠 理事長よりいただいたメッセージをご紹介いたします。


「浮世絵の正倉院」ボストン美術館・浮世絵 スポルディング・コレクションについて
小林 忠(国際浮世絵学会 理事長)

UKIYOE_Nihonbashi.jpg浮世絵は江戸時代に花開いた大衆文化の一つであり、日本を代表する美術として国際的に広く知られています。そこに描かれた主題は、当時の社会の風俗がありのままに反映されています。文章のみでは確かめにくい江戸文化の実態も、視覚的に伝えられていますので、丁寧に画面の細部まで「読み解く」ならば、今は失われてしまった多くのことが生き生きとよみがえってくるはずです。

米国・ボストン美術館の浮世絵スポルディング・コレクションとは、1921年に製糖業で巨万の富を得たスポルディング兄弟によって「展示しない」、「一般公開しない」という厳しい条件が付けられ寄贈された、6,500点にもおよぶ貴重な浮世絵版画のコレクションです。

浮世絵は、和紙に植物性の絵の具で摺った木版画ですので、外気や光線の影響を受けやすく、そのための褪色や汚損を恐れての厳しい制限でした。したがって本コレクションは幸いに、温・湿度その他環境の万全な収蔵庫に秘蔵されたまま今日に至っており、将来的にも現状がそのままに保たれることは疑いありません。

私はこのコレクションにその圧倒的な質と量から「浮世絵の正倉院」との愛称を授けて、浮世絵の美が遠い未来にまで維持されることを、嬉しく頼もしく思っています。

制作当時のままの色彩を保った良質な浮世絵版画から、現代の先端技術によって、大画面で細部にわたり鑑賞することは、江戸文化の真の姿を確かめることのできる素晴らしい機会となることでしょう。また、専門家ばかりでなく、一般の観覧者が楽しみながら浮世絵を読み解くことができるこのアミューズ・ミュージアムは、過去に例のない有意義なものであり、学び、教えられるところの多い興味深い内容となっています。

多くの方々に愛され、親しまれるミュージアムとして発展する事を期待しています。

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